記憶の断片

記憶の断片

プリクラが教えてくれたこと

んー…全身がむず痒い。自分が可哀相で…。思い出すだけで蘇ってくる。この感覚――小学生のころ。友達に可愛い子がいた。顔は赤ちゃんみたいなのに、元気で活発で…まぁーとにかく可愛い。年上の男の子にも人気だった。当時、プリクラが出来て間もなく。遊び...
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集合写真

《……四角…。》娘の卒業式での、私の写真の感想。親も一緒に、体育館にズラーッと並んでクラスごとに全員集合で撮影。《子供だけじゃないのかよ…嘘でしょ…》そう思いながら並んだ記憶。「お母さん方は前の方に~!お父さんは後ろで!」写真を撮る人が皆に...
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私は “おかしい女”。

なんか…未だに分からないことが多い。昔の不可思議なこととか。昔、スナックでバイトしてた時――店のママと、数日は普通にうまくいっていた。だけど二週間を過ぎた頃から…「これ。入らない?」と。何かのチラシ?お札?なんか色々、見せられた。私は愛想笑...
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あの夜のミルキー

ドッドッドッド……ブォー!!…ブォンッ…―静かな夜に響き渡る。多分、私を探す音…。10代の頃。とにかく家に居たくない。監視され、ロボットのように操作され。《…どっか遠いとこに行きたい……》初めて電車に乗った。20:00頃は、まだ人が多かった...
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夢のような昔の話

「なによっ!?ちゃんと言ってよ!!!」私はキレ散らかしていた。16歳の子供が、強面な大人に向かって…高校に進学したはいいものの、馴染めなかった。『学校に行かないならバイトしなさい!』母に言われた。近所のコンビニで働かせてもらえた。当時、時給...
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独りと一人

ッカーン…!ジリジリ…《アッツ…おいおい、いま冬だろ…》久しぶりに、この時間に外に出た。いつもは日が暮れた時間にしか家から出ない。《13:00って…こんなに暑かったっけ…》昼は明るいから出たくない。眩しければ眩しいほど、なぜか悲しくなってく...
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青春の戦友

『~♪…○○のオールナイトニッポン!』《キャー始まった~!…静かに、静かに…》毎週火曜日。私の命綱だった―。―約、四半世紀前。私は中学生。当時、大変悩みが多かった。見た目のコンプレックスをはじめ、体質・周囲からの扱い・人間関係…すべてが最悪...
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桜と奇声と

「うおおぉぉお~~~~!!!開けろ~~!!」ドスッ!ガーンッガンッ…ドーーン!!『あらっ!何してるの!?誰か来てーー!!』精神科に入院してたとき。ほぼ毎日、こんな感じだった。屋内なのに轟音が響き渡る。誰かが叫んでる。大人がワンワン泣きながら...
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『…ダメだよ。家の人が心配するよ…。』『今日は家に泊めるけど…ちゃんと帰るんだよ。』―これは私が十代の頃。酒を飲んで、外をふらついてた時に言われた言葉。意外と…優しい人が多かった。もちろん、こわい事もそれなりにあった。でも、その時期は “む...
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地獄の“さくらんぼ”

大塚愛の “さくらんぼ” をノリノリで歌う私。周りは皆、下を向いたまま。パチパチとまばらな手拍子が響く…こんな地獄絵図を体験したのは、約10年前。何故こんな事になったかと言うと…B型作業所に通いだしたとき、スタッフと話してた。その中で私が「...