私はダイナマイト

高校生のころ、放課後に

廊下を一人でぶらぶらしてた。

そのとき校舎には誰もいないと思ってたら、

教室に男の先生が二人いた。

なので、《ペコッ》と頭を下げて通った。

そして、数分後に通ったときに

まだ先生達がいたので、また《ペコッ》として通りすぎようとした――

そのとき

「おい!ちょっと。」と

…《えっ…なに?なに?》ビビる私。

先生「君のクラスと名前は?」

私『1年○組の△△です。』

先生「君…さっきも通ったよね。頭を下げて…偉いなって話してたんだよ」

私『(あっ…怒られなかった…!)あー、はい。』

先生「部活は何か入ってる?ぶらぶらしてるけど(笑)」

私『いえ…入ってないです。』

先生「…もったいない。こんな “ダイナマイトボディ” なのに(笑)―バレーとか興味ない?」

私『んー、あまり…(ダ、ダイナマイトボディ…)』

先生「そうか。せっかくの高校生活、楽しんでね!

君の担任にも、君の話をしとくよガハハー(笑)」

《私の肩ポンポン》

――嵐のように去っていった。

当時から、身長も高いし太ってるしで、

体型がものすごくコンプレックスだった。

なので《ダイナマイトボディ》の言葉は衝撃だった。

正直…すごく嬉しかった。

その時から、変わらず自信はないものの

「デブ(笑)」とか弄られても、心のなかで

《いやいや、私はダイナマイトボディですから。》

と流せるようになった。

あの時の先生…今では問題発言だろうけど。

多感な時期に、大変助けられました。

デブじゃない。ダイナマイトボディ。

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