《あの時、ああ言い返せばよかった…》
と、後になって悔しくなるけど、
…“その瞬間の私” は、言わないことを選んでる。
だから、言い返さなくて良かったと納得してる。
キリ無いしな。
後悔しても、もう戻れないし。
悔しかったなら、それを繰り返さなければいい。
また来るかもしれない “その日” のために、
いくつか言葉を準備しとくだけで十分。
例えば、あの時…
大きい声で反論するとか、同じ態度で返すとか。
もしも、そうしてたら……
今の穏やかな生活は出来てないかもしれない。
ズルい人は、とことんズルいからな…
「あの人にこう言われた」とか「怖~い…」とか。
悪者に仕立て上げられて、
今より後悔していたかもしれない。
だから…これで良かったんだ。
―とか、ツラツラと書いたけど。
…本音を言うとさ。
……浮かばなかっただけなのよな。
言葉が。
もしくは、怖かった。
相手の言動に驚いて、咄嗟に言葉が出なかっただけ。
反論したら、もっと盛大に言い負かされる気が
したから、怖くて何も言えなかった。
…ダサくてダサくて。情けないけど。
こうだもん。きっと、本音は。
後からなら、どんだけでも怒れる。
だって相手いないから。目の前に。
こう、自分の弱さを受け入れるのが…
一番悔しい。
そんな弱い自分と向き合いたくない。
けど…そこを見ないフリしてたら…
いつまでも変わらないんだよね。
【私は弱い。】
これを認めて、それでも出来る生存戦略を
練らなきゃね…。
ああ。
ああ。
…考えてるだけでも、眉間にシワが寄る。
唇を噛み締めてる。
だって、いつも私は私をこんなに可愛がってるのに。
手を掛けて大事にしてるのに。
…他人からは、そう扱われない。
はぁ。
いい、いい。
誰かに認められるために毎日頑張ってるんじゃない。
これでいい。
………ほら。
また…強がってる……。


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