そういえば…アルコールに依存しなくなって、
だいたい6年経つ。
「アルコール依存性は治りません(笑)」とか知人に言われたことあるけど…
いや、『治った』なんて言ってない。
飲んでないのよ。必要じゃなくなったの。
ググってみると…
“アルコール依存症は完治は難しいが「回復は可能」な慢性疾患と捉えられ、断酒(完全に飲まないこと)を生涯続けることで病気と付き合い、健康な生活を送ることが目標。”
なるほど。
じゃあ、私はいま “回復” してる状態なのね。
依存してた頃は、朝起きては飲み。
寝る→目が覚めたら、また飲む。その繰り返し。
何も考えたくなかった。
そんな状態でも、《ちゃんとしたい》と思うことは何度もあり。
娘の運動会や授業参観。
この時だけは、飲まずに行けた。
―いや…
…ああー、思い出した…
初めての授業参観……んー。思い出したくない。
…緊張しすぎて、少し飲んで行った。
まともに居られず、すぐに帰った。
娘が悲しんだ。「なんで帰ったの?」と…。
激しく自己嫌悪に陥り、また家で一人飲み潰れる。
…最悪だな。
この頃、私の精神状態がかなり悪く。
主治医のすすめで、回復に向けて “きちんと” 休めるよう部屋を借り、そこに私だけで住んでた。
娘は母にみてもらってた。
ちゃんとしたくても、普通でいたくても出来ない。
『甘えが強すぎるだけ。』母によく言われてた。
私もそう思ってた。
ほぼ回復した今だから言えるけど…
《甘えじゃない。どうしようもなかった。》
アルコールを飲まずに、普通に過ごせたかもしれない。でも、そうしたら確実に壊れていた。
実際、壊れたから強制的に入院させられた。
んー…。あの時を思い出すと
“外に出る・人に会うのが怖い”
“消えたいけど消えたくない”
…なにより “娘と普通に暮らしたい” と願ってた。
でも、頑張って出来ることじゃなかった。
これ、人に話すと「甘えんな」「皆頑張ってる」
そう言われるから言えなかった。
まぁ今も、ここでしか言わないけど。
あれは実際、私のように
《毎日見えない何かに追われてた人》にしか分からない感覚だと思う。
激しい焦燥感…とてつもない不安…恐怖感…。
言葉を探しても、見つからない。
娘とはたまに会ってて。そこで、娘から学校でトラブル有りと聞き。
当たり前だけど娘一人じゃどうにも出来ない。
でも誰にも相談できず、一人で立ち向かってた。
それを知ったとき――
《いつまで自分のことで悩んでんの?》と。
この言葉が私の中で渦巻いた。
そこで、頼りないながらも娘と向き合い、毎日を過ごしていくうちに…
いつの間にかアルコールが無い生活になってた。
ご飯を作れるようになり、掃除もして。
娘を学校に送り出して。
たまにだけど、バスに乗れて。B型作業所に行って…
ほんと、いつの間にか。
ご飯なんか正直、最初は不味かった。
今でも思い出して娘と笑えるほどに。
生きていくための最低限の “大人の常識” など知らない事が多すぎて…恥もたくさんかいた。
いい年して。
…自分の為には変われない。
《変わりたい》ずっとあった、この強い気持ちと
《娘への想い》。
この二つが、私の人生を大きく変えてくれた。
んー、感慨深い。(笑)
こうして、自分の人生振り替えると…
私、まだまだこの先なんでも出来る気がする。
まずは、娘の成長を見届けよう。
大丈夫かも。私なら。


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