宿命とはいえ

《あの人たちは今、何を感じて生きてるんだろう…》

たまーに、ふと思う。

《なんで私はこんな人生だったんだ?》

そう思ったとき。

すべて自分のせい、と思っていた。

思い返すと――

学生時代。私は “いじめなんてしたこと無い” と思ってた。むしろ被害者だ、とも。

…違った。

女子特有のハブる・陰湿な陰口…

きっと気付いてないだけで、他にもしてる。

その後、クラスで浮いていき。

…皆、この頃から生きるのがうまかった。

女子のいじめがあった時。私だけ担任に呼ばれた。

「なんであんなことしたの?最初に悪口言ってたのはあなただって。みんな言ってるよ」と。

『…何が??それ私知らないです』と答えたけど。

ある日、クラスで事件が。

給食費がなくなったらしい。

“私が犯人” と密かに思われていたみたい。

…どうでも良かった。

ただただ、ヒソヒソと。

“どうしようもないから、どうでも良かった。”

この頃すでに、自尊心なんて消え失せてた。

《人を雑に扱ってた私。雑にされて当たり前》と。

―もう、始まってたんだな…。

その後、16歳でバイト。そこに同級生の親が居た。

ある日…金庫にあったお金がなくなったと騒ぎに。

《ふーん、そうなんだ》と思いながら、黙々と働いていた。

…急にクビになった。理由は “接客業なのに元気がないから” とか何とか。

腑に落ちなかったけど、そう言われたら仕方ない。

後日、同級生に会った。

「○ ○(私)、バイト先のお金盗ったんでしょ?」

…突然すぎて衝撃だった。息が詰まった。

頭の中で《お金…?盗った…?……………あー…。金庫のお金、私が犯人にされてるんだ…》

そうこう考えてる間にも

「みんな話してたよ。何万円も盗ったんでしょ?」

もう、意味が分からない。

気付いたら『あー。あれね…』と。

それしか言葉が出なかった。

もう、どうでもいい。本当に。

生きてるだけで、このザマ。

導かれるように非行に走り、児童相談所へ。

「近付いちゃダメ」「やっぱりね」――

…私の知らない間にも。

同級生が数人で恐喝。

その時、一人が「○○(私)に教えてもらった」と。

もちろん知らん。数年会ってもいないのに。

なぜか私に激怒する親も居た。

他にも数件 “私が関わった” とされる事件があったらしい。

「許さない!!○してやる!!!」

激しい怒りに満ちた日もあった。

「私なんか…」――。

―皆、当たり前のように進学して。

就職して。結婚して…。

幸せそう。良かったね。

…そういうものだと思ってる。社会って。

私は今日も、台所の軋む椅子に座りながら…

そんなことを思い出している。

《忘れられない。絶対に》という思いと共に―。

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