普通への擬態の先

どうやら、私は “普通” に見えるらしい。

「…何がどうあるの?」

大人になって、よく聞かれてた。

《子供の頃から空回りして孤独。守られた事もない。

対人恐怖症から引きこもりになり、このままでいたくないと“居場所” を求め彷徨っていたが、良くない事ばかり起こる。

アルコール依存性を長年患い、自暴自棄になり

精神科に強制入院させられて…》

聞きたくないでしょ?

自分でもうんざりする(笑)

だから、いつも『んー…人より不安な気持ちが強いのかも』と答えてる。

返ってくる言葉は

「…へーー。」

このようなことを聞く人って、何が知りたいんでしょうね。

もう、好奇の目にさらされたくないし、

誰かの養分にもなりたくないんですわ。

今までは、聞いてくる人は《私のことを知ろうとしてくれてる“いい人”》だと思ってた。

違うな、と気付いたのが5年ほど前。

今では逆に《私に何の興味も持たない人》の方が大人だし、踏み込まずにいてくれてるんだと思ってる。

―今は、必要最低限しか人と関わってないから

日々、穏やかでいられる。

《誰かと仲良くなりたいな…》と思っても、

あの

「…へーー。」

が頭をよぎって、打ち消される。

そうそう、私はこれでいい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました