吸い込まれそうな位、空に魅了された。
さっきのこと。
ちょっとした買い出しに。
用事が済み、スーパーの外へ踏み出す。
《はー。家を出るまで1時間…買い物は5分…。》
そんなことを考えながら、雪で転ばないように
やや目線を下に向けながら歩く。
ふと、空を見上げると―
抜けるような…真っ青でどこまでも続く空。
我ながら…まるで、初めて空を見たような反応。
《うわーーっ…》
広すぎる空に圧倒されて、後ろに倒れそうになる。
スーパーの広い駐車場で一人。
なんか…この空と、深く関わりたいと思った。
―きっと、空にも言えないことがあると思う。
“建前の空” と “本音の空”。
この、本音の空の方と…ぜひ関わらせてほしい。
建前の空は―
「どこまでも続く雄大な、この私。崇めるがいい。
受け止めよう。見守っていよう。この地球を…。」
皆さんご存知の、“あの” 空。
そして、本音の空は―
「あんまり神秘性求められても…
ほぼ何も考えてないもので(笑)
まあ…受け止めますけど。
そんなに万能でもないんでね…
私も機嫌悪い時ぐらいありますしー。うーん。
ちょっと…気が滅入ってる時とか…
誰かに話聞いて貰いたい日も、正直ありますね…。」
こんな風に、こちらでは分かり得ない何かを
抱えているかもしれない。
だんだん《自分は何を言ってるんだ》とも
思ってきたけど。
こんなに惑わされるほど…空に心を奪われた。
どうにか関われないかな。
いつかお金持ちになって、宇宙に…
いやいや。違うの。
この、地上から見た “雄大な空” と関わりたい。
…分かった。分かったぞ。
私に出来ることは、この美しい空を汚さないよう
きちんとゴミの分別をする。
それぐらいだ。多分。
じゃあ…そうだなぁ。
《いつまでも綺麗な空でいてね》とか。
子供みたいなことでも願っとこう。
どんなに手を伸ばしても届かないけど。
今日も勝手に、見つめとこっ。


コメント