《えーっと…ちょっと明るい声で…》
メモをする。
「こんにちは。1年○組の○○と申します。お世話になります。…聞きたいことがあって―」
《んー。…聞きたいことが “ありまして” かな?大人だし…》
一通り出来た。
子供の学校へ電話をするための “台本” 。
いざ…電話をかけてみる。ここまで1時間かかった。
事務『(プルル…ガチャッ)はい。△小学校事務室です。』
私「あ、あっ…こんにちは」
事『…こんにちはー。』
私「1年○組の○○と申します。お世話になります。」
事『はい、お世話になっております。』
私「あのー…聞きたいことがありまして…担任の□先生はいらっしゃいますか?(言えた!)」
事『少々お待ちください。…あ、□先生、今日お休みみたいです。』
私「あっ、お休み…(ヤバイ狂った)お休みですか…」
事『何か伝言等ありましたら…伝えておきましょうか?』
私「あっ、えっと…お金のことなんですけどー…。修学旅行の…」
事『…はいー…。』
私「それの振り込む…というか、支払いが期限までに間に合わなさそうで…どうしたらいいかなって…」
事『あー。それでしたら、こちらで受けますよ。修学旅行の支払いについてですよね?』
私「そうです!」
事『少々お待ちください。』
~中略~
私「ありがとうごさいました。」
《ふーっ……とりあえず、電話が終わった。》
また別の日――
担任に用があり、学校へ電話。
電話に出られない為、折り返しの電話をもらうことに。
《もう18時…先生帰ったかな?》
しばらくすると、携帯が鳴る。時計をみると19:40。
私「はい」
担任『あ、△小学校の□ですー。』
私「あ、こんばんは。(先生…こんな時間まで学校居たんだ…大変だな…)
こんな遅い時間に。すいません。」
担『…すみません。明日の発表会の準備とかがあって…』
私「あっいえ…(違う!ヤバイ)」
担『今日はどうされましたか?』
私「あっ、えっ…えーと。」
~中略~
私「ありがとうごさいます。助かりました。」
担『いえー。“遅い時間に” 大変申し訳ございませんでしたー。』
私「っ…」
担『失礼します。』
《やってしまった…最悪。ただでさえ、この担任と折り合い悪いのに…。最悪だ》
こんなことが山ほどある。
去年まで、これだった。
今は台本はいらない。(笑)
いらないけど、頭の中で10分ほど考えて
「(小声で)すみません。○ですー…」とか口に出して、ちょっと練習。だいぶ時間短縮出来るようになった。
少しは成長出来てるかも。
子供に「失敗するから成功するんだよ。何でもやってみてごらん?」
と偉そうに言えるのも、私がそれをやってるから(笑)
未だに変なこと言ったり間違って、恥をかく。
でも。
必ず “実になる” ことが分かってるから、
今では何てことない。
この言葉、子供に言いながら
自分に一番響いてる。
「大丈夫!トライ&エラーだよ。
明日から、また頑張ってみよう?」


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